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​実践支援

​知識を現場に落とし込む

​「独自性 × 具体化」=それぞれの企業にとっての課題の現状把握をする評価・分析、生み出す研究開発のご支援を行っています。目に見えない小さな世界の現象を正確に評価し、食品冷凍に関する先端研究を基にした研究開発、技術・施策アドバイザリーで商品・サービスの強化をサポート。

実践プロセスとご支援内容

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•テストキッチン

•フリーズドライテスト機

•凍結曲線作成

•熱分析

•低温での貯蔵試験

•組織観察

•霜の発生量測定

•温度測定

•低温化での輸送テスト

 

•ドリップ量測定

•アミノ酸分析

•テクスチャー測定

•電子レンジ加熱温度測定

•官能評価

当機構にはこれらの評価・分析に関する豊富な知見、実験設備・実験機器を取り揃えております。

当機構は東京海洋大学と共同研究契約を締結しており、東京海洋大学・品川キャンパス内にラボ設備を保有しています

4つのタイプの実践支援

当機構では、主に次の4つのタイプの実践支援サービスをご用意・ご提供しています。

研究・開発(共同研究タイプ)

会員企業様の課題と当機構が保有する知見を出し合い、ディスカッションを重ねながら共同で課題達成に取り組むタイプです。

新規性がある課題や比較的難易度が高い課題が対象となります。

当機構保有の実験設備・機器を使い、一緒に実験を行うことも可能です。

アドバイザリー

会員企業様が持つ課題に対し、当機構がもつ知見をベースに技術的な情報提供、アドバイスを行います。

当機構だけではカバーしきれない分野・領域については、協力団体や学術会員のネットワークを活用することで、多角的な視点から会員企業様の課題にアプローチします。

研究・開発(委託分析タイプ)

会員企業様が作成した仕様に従って、当機構で分析代行を行うタイプです。

会員企業様で「知りたいこと」「調べたいこと」が明確になっていて、それに対する分析ノウハウがある程度確立されている課題が対象となります。

原則として分析結果のご報告のみとなり、ディスカッション等は含みません。

コンソーシアム型プロジェクト

業界が共通して抱えている課題や社会課題などの解決を目指すタイプのプロジェクトです。

単独の企業だけで取り組むのではなく、複数の会員企業間でコンソーシアムを組み、それぞれ役割を分担しながら進めていくのが特徴です。

当機構がハブとなり、参画企業のお声がけからプロジェクト管理までを担います。

上記サービスを受けるにあたり、賛助会員(法人会員)としてのご入会をお願いしています。

ご相談までは、非会員企業様であっても無償で承りますので、お気軽にお問合せください。

凍結装置性能評価プロジェクト

コンソーシアム型プロジェクトの事例 ※2025年9月時点進行中

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プロジェクトをはじめた背景

 

食品の冷凍技術への注目が高まっている一方で、凍結装置の性能を判断する業界統一の基準がなく、凍結装置メーカーの独自基準での評価にとどまっている

そのため、ユーザー側(食品メーカーや外食産業など)では、導入前の判断に迷うケースや、導入後にニーズにマッチしていなかったケースなどが出てきている

凍結装置メーカー側、ユーザー側双方にとって、透明性が高く、科学的に妥当性が高い基準が必要なフェーズになってきている

コンソーシアム企業様での性能評価実験の様子

これまでやってきたこと

•  当機構が国内の主要な凍結装置メーカーにお声がけをし、主旨に賛同した複数の会員企業様とコンソーシアムを組んだ

•「科学的妥当性の高い評価基準にするためには、何がわかればよいのか?」から議論を始め、評価テストマニュアルの原案を作成した

•  原案に従って各コンソーシアム企業でテストを実施し、マニュアルの改善を重ねた

•  マニュアルに客観性をもたせるため、コンソーシアムから独立した第三者委員会を立ち上げ、マニュアルの評価を依頼した

これからやること

•  マニュアルをフィックスし、そのマニュアルに沿って評価された凍結装置を認証する制度を開始する予定

  (2026年度の運用開始を目指している)

•  ユーザー側でのミスマッチを最小限にとどめることで、ユーザー、メーカー双方が利益

•  冷凍技術のさらなる発展に寄与する

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